存在しない花に花言葉をつけよう
青いバラの花言葉、知ってる?
私は高校時代、生物工学科という学科にいた。生命が好きな少年だった彼は中学生のときに観たNHKスペシャル「生命40億年はるかな旅」に刺激を受け、この学科を志望した。
この番組ではコンピューターグラフィックで作られた古代生物たちが登場し、とても心躍ったのを覚えている。見たこともない生き物たちが空想の世界に現れては、まるで本当にいるかのごとく脳内に棲みついていく。
そして受験し、見事合格(定員ちょうどの人数だったから落ちてたらむしろヤヴァイデス😝)。
が、実際には無菌室で培養実験をしたりする授業内容で、正直興味を惹かれなかった。私はただ単に、コンピューターグラフィックで再現された古代生物たちに魅了されていただけなのだと気づいた。
夢を見ることは素晴らしい。
ロマンを感じることも素晴らしい。
だが、現実というものも無視できない。
夢を見る・ロマンを感じるという現象は人を一歩先へと進ませるには推進剤にもなるが、その進んだ先でも同じ夢を見れるとも、同じロマンを感じれるとも限らない。
ある時、少年だった私は先生に
「青いバラを作りたいです!😆✨」
と言った。すると先生は「無理だ」と言う。それは出来ないと。
え!?……😳
「今の科学では不可能」とのこと。
むむむむむむっ☹️
……う〜〜ん……
そっかぁ……
出来ないものは出来ないか。
と、納得せざるを得ませんでした。その世界の最先端技術で出来ないというのなら、一高校生である自分がいくら「作りたい!」といったところで何ともなるまい。
後で知ったことですが、なんと青いバラの花言葉は
不可能・存在しないもの
だったのです。
出来ないものは出来ない。
そりゃそうか。
そりゃそうです。
が!
なんと!!
今では存在するんです!!!
青いバラ
なんとそれを実現させたのが日本の有名企業、サントリーさんでした。
そしてなんと、花言葉まで
夢が叶う・奇跡・可能性・神の祝福
に変わったのです😳
えぇ〜〜〜!!!!!???
変わることあるの???
花言葉って変わるの!!!???
私は衝撃を受けました🫨
厳密には花言葉が追加される例はあるようですが、ここまで顕著に古いものが新しいものにガラッと反転するというのは、青いバラ以外に見つけられません。
人は古くから、品種改良によって新しい花色のバラを作ろうと試みてきました。
ふと「いつから?」と気になって検索してみた。
↓ ↓ ↓ ↓
19世紀前半から明確な記録が残っています。
* 19世紀初頭、André Dupont が人工授粉による交配を実施。
* 1860~1880年代には Henry Bennett が系統的な交配育種を確立。親品種を管理しながら新色・新品種の作出を進めました。
* 1887年には Joseph Pernet-Ducher が当時のバラにはなかった鮮やかな黄色系統の作出に挑戦し、その成果として1900年に
『Soleil d’Or』を発表しました。これは現代の黄色・オレンジ系バラの祖先とされています。
とのこと。
かなり長い間、新しい色のバラを見たいという人たちが奮闘してきたかがうかがえます。
が、青いバラを作るには至っていなかった。
つまり、この時点において
存在しない花に花言葉がついていた
ことになる。
これはこれでロマンではないでしょうか?
それほどまでに人は、青いバラを見たい!と夢見ていたようにも思えてしまう。
現に私自身がそうであったから、なおさらそう思えてならない。
サントリーさんの記事も置いておきます😌
https://www.suntory.co.jp/sic/story/bluerose/
存在しない花、あなたの中にありますか?
種を植えましょう
水をあげましょう
陽の光をあてましょう
育てましょう
そして
花言葉をプレゼントしましょう
まだ見ぬ花に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
この青いバラは、私が知人に贈ったときのものです。
新しいチャレンジをされておられました。
良き流れが加速しますように!







「存在しない花に花言葉がついていた」
この一文がとても印象に残りました。
人は案外、実現する前から意味を与えているのですね。
私もホテルや音楽や文章に、ずいぶん先回りして名前を付けてきた気がします。
青いバラの花言葉が変わったように、未来はときどきこちらの予想より柔軟ですね。
ジャミさん
青いバラができたことで、花言葉も変わる、
しかも「夢が叶う、奇跡、可能性」なんて、ワクワクしました